石川県白山市には、“行くと金運が上がる”と評判の三大金運神社・「金劔宮(きんけんぐう)」と、全国白山神社の総本宮であり縁結び・繁栄のご利益で知られる「白山比咩神社(しらやまひめじんじゃ)」があります。
本記事では、金劔宮の金運ご利益や見どころ、白山比咩神社の花手水や御朱印、アクセス情報まで、実際の参拝写真とともにご紹介します。
さらに、金劔宮から徒歩で行ける真宗大谷派 鶴来別院の黄金の大銀杏や、旅の締めくくりに立ち寄った小松空港から望む白山連峰の絶景もお届け。
紅葉と花に彩られた石川の神社めぐり、ぜひ次の旅の参考にしてください。

金運アップの本命スポット!|金劔宮
金運神社として知られる「金劔宮」は、実は“日本三大金運神社”のひとつと称されています。
では残りの2社はどこかというと——
諸説ありますが、有力とされているのは以下の神社です:
- 新屋山神社(あらややまじんじゃ)/山梨県富士吉田市 (Googleマップはこちら)
→ 富士山二合目にも奥宮を持つ神社で、“経営の神様”として知られ、金運・仕事運・事業繁栄を願う多くの人々に信仰されています。 - 安房神社(あわじんじゃ)/千葉県館山市 (Googleマップはこちら)
→ 天太玉命(あめのふとだまのみこと)を主祭神とし、ものづくりや商売繁盛にご利益があるとされる神社。 - 聖神社(ひじりじんじゃ)/埼玉県秩父市 (Googleマップはこちら)
→ 日本で最初の流通貨幣「和同開珎」にまつわる神社で、“銭神様”として親しまれています。
この3社を巡ることは、「財運を司る神様に三方向からご縁をいただく」という意味でも特別な旅になるのだそうです。
その中でも金劔宮は、北陸を代表する金運神社として名高く、静かな社殿には凛としたエネルギーが満ちていました。
戦国武将たちや実業家の間でも厚く信仰されています。
孫正義氏をはじめ、成功を収めた経営者、特に経営コンサルタントの船井幸雄氏が「金運神社として最強」と紹介したことでも知られ、全国から参拝者が訪れます。
最初に訪れたのは、「金劔宮」。(Googleマップはこちら)
社殿の奥にある「乙剣社(おとつるぎしゃ)」は、知る人ぞ知る“最強の金運スポット”。
静けさの中に、鋭く澄んだエネルギーが満ちているような場所で、 多くの参拝者の姿が印象的でした。
金劔宮の見どころ|鳥居・狛犬・拝殿
参道の石造鳥居をくぐると、力強い青銅の狛犬が迎えてくれます。
拝殿は木造の温もりある佇まいで、秋は紅葉が境内を彩り、より神聖な雰囲気に包まれます。



金劔宮の御朱印・お守り・参拝方法
私が伺ったとき、御朱印は一時的に中止されており、頒布を再開する時期は未定でした。
また、お守りは金運守や商売繁盛守などがありますが、人気のため売り切れていることもあります。
参拝は二礼二拍手一礼で、心静かに願いを込めましょう。
訪問前に公式情報や現地掲示で最新状況を確認しておくと安心です。
金劔宮へのアクセス・駐車場情報
駐車場:境内横に無料駐車場あり(台数に限りあり)
住所:石川県白山市鶴来日詰町巳118-5
アクセス:北陸鉄道石川線「鶴来駅」から徒歩約10分
徒歩で行ける!鶴来別院の黄金の大銀杏
金劔宮から徒歩数分の真宗大谷派 鶴来別院は、秋になると境内の大銀杏が黄金色に輝きます。
見頃は11月中旬〜下旬。青空と銀杏のコントラストは、まるで絵画のようです。
金運祈願のあとに、自然の黄金色で心を満たす寄り道スポットです。


全国白山神社の総本宮「白山比咩神社」の魅力とご利益
鶴来から車で約5分、全国の白山神社の総本宮である「白山比咩神社」(Googleマップはこちら)へ。
主祭神・菊理媛神(くくりひめのかみ)は縁結びの女神として知られ、
人とのご縁、仕事の縁、良縁全般を結ぶ力があるとされます。
五穀豊穣や家内安全のご利益もあり、商売や仕事の発展を通じて金運につながると考える人も多いです。

白山比咩神社の花手水・見どころ情報
手水舎には、四季折々の花が浮かぶ花手水が彩りを添えます。
訪れるたびに異なる景色に出会えるのも魅力。
境内には「白山奥宮」と記された鳥居があります。
これは、標高2,702mの白山御前峰山頂に鎮座する白山奥宮の方向を示すもので、登山が難しい方でも奥宮を遠くから拝める特別な場所です。
夏山開山期間にしか行けない奥宮を、ここから遥かに臨み、手を合わせることができます。
白山信仰の中心地を感じられる神聖なポイントなので、参拝時にはぜひ足を運んでみてください。



白山比咩神社へのアクセス・駐車場情報
駐車場:広めの無料駐車場あり
住所:石川県白山市三宮町ニ105-1
アクセス:北陸鉄道石川線「鶴来駅」から車で約10分
旅の締めくくりは小松空港でほっとひと息
神聖な時間を過ごしたあと、帰路につく前に立ち寄ったのは小松空港。(Googleマップはこちら)
フライトではなく、食事と休憩を兼ねた“寄り道”です。
展望デッキから望む夕暮れの滑走路と、遠くに連なる雪山の眺めが、まるで旅の余韻を映し出すスクリーンのようでした。
特に印象的だったのは、白く輝く白山(はくさん)を主峰とする白山連峰の雄大な姿。
霊峰・白山は日本三名山のひとつとされ、石川県・岐阜県・福井県にまたがる信仰の山。
その神々しさをたたえる山容は、旅の締めくくりにふさわしい荘厳な風景でした。


おわりに|金運と縁結びを叶える石川の旅
金劔宮での金運祈願、白山比咩神社での縁結び・繁栄祈願。
それぞれのご利益を授かりながら、紅葉や花手水、黄金の大銀杏など、四季折々の彩りも堪能できた旅でした。
参拝のあとに手にした御朱印帳や神社ゆかりのお守りは、旅の余韻とご加護を長く感じさせてくれる存在。
わずか一日の滞在ながら、心の奥に静かに染み入るような時間となりました。
忙しい日常をひととき離れ、自分を整える旅へ。
金運と癒しを求めて、ぜひ石川を訪れてみてくださいね。
開運旅におすすめの御朱印帳
今回の神社めぐりで、御朱印をいただく楽しさを改めて実感しました。
神社の空気や祈りを、自宅に持ち帰ることができる御朱印帳は、旅の記録でありお守りのような存在。
その一冊を選ぶ時間もまた、旅の特別な思い出になります。
このあとご紹介するリンクでは、金運や縁結びを後押ししてくれるおすすめの御朱印帳をまとめています。
あなたの旅のおともに、ぜひお気に入りを見つけてください。
-
【2025年最新版】開運旅におすすめ!意味から選ぶ縁起の良い御朱印帳9選
季節ごとの参拝や旅行先でいただく御朱印は、その土地とのご縁や旅の思い出を形に残す特別な記録です。全国の神社やお寺を巡るなかで手にする御朱印帳は、ただのノートではなく、持つ人の心を映す存在でもあります。 ...
続きを見る
旅の余韻を深める金運・神社関連書籍
参拝や御朱印集めの楽しみは、旅の終わりとともに終わるものではありません。
その体験や学びをさらに深めてくれるのが、金運や神社にまつわる本たちです。
神社の歴史やご利益の意味を知れば、次の参拝がもっと特別な時間に変わります。
また、金運アップの考え方や日々の心がけを学ぶことで、旅で得た良い流れを日常にも生かせます。
ここでは、そんな「知る・学ぶ・整える」を叶えてくれる書籍を厳選してご紹介します。
『神様に好かれて運気好転する方法』泉 智教 著
「ここぞ」という時に、思い通りの流れをつかめた経験はありますか?
この本は、奇跡の寺と呼ばれる「円明院」の住職が、成功者やお金持ちが実践している“運気を上げ続ける習慣”を惜しみなく公開した一冊です。
大きな仕事が急に舞い込んできた人、理想の会社に出会えた人、長年の不調から回復した人…。
その背景には、日々の小さな行いと「気の流れ」を味方につける秘訣がありました。
- 神様に好かれるための運気アップ法
- 運を引き寄せる感謝と行動の習慣
- お金とご縁を同時に得る方法
など、具体的な行動ステップと実例を交えて紹介。
“運気のスイッチ”が自然と入る感覚を味わえます。
旅で感じた神聖な空気を日常に持ち帰り、さらに大きな運の波に乗りたい方におすすめです。

『お金って不思議。金運はこうして動き出すの』尾崎友俐 著
TV番組『マネーの虎』でおなじみの著者が、15年にわたる研究から導き出した“金運の仕組み”とその動かし方を解説。
「金運を味方にする人」と「そうでない人」の違いを、体験談や具体例を交えて紹介しています。
STEP形式でわかりやすくまとまったメソッドは、日々の行動にすぐ取り入れられる内容ばかり。
神社参拝で感じた前向きなエネルギーを、日常生活や仕事、お金の流れにも活かしたい方におすすめの一冊です。

『はじめての御朱印ガイド』 八木 透 著
御朱印の見方やマナーから、社寺イラストMAPまで――
御朱印めぐりの魅力と基礎知識が1冊に凝縮された、初心者必携のガイドブックです。
第1章では、御朱印や御朱印帳の意味、始まりと歴史をわかりやすく解説。
第2章では、実際に御朱印をいただくための流れや、押し印のデザインの多彩さを紹介。
第3章では、京都・世界遺産、伊勢・熊野など、目的別のおすすめルートを掲載。
第4章では、七福神めぐりや霊場巡りの始め方まで、ステップごとに案内します。
著者は民俗学の第一人者であり、巡礼や御朱印研究にも深い造詣をもつ八木透氏。
御朱印初心者はもちろん、もっと深く知りたい方にも、旅のお供として頼れる一冊です。
