飛行機好きなら、一度は使ったことがある「フライトレーダー24」。
でも、有料プランになると月額や年額の課金が必要になります。
そんな中、「実は“ビジネスプラン”を無料で使える方法がある」と聞いたら、気になりませんか?
本記事では、その方法をわかりやすく解説します。

自宅にアンテナを設置すれば、特典が受けられる
まず結論から。
自宅に航空機受信アンテナ(ADS-B)を設置してデータを提供すれば、
フライトレーダー24の「ビジネスプランの機能」を無料で使えるようになります。
しかも継続すれば、ずっとこの特典を受け続けられるのです。
データ提供者を優遇しているから
フライトレーダー24は、飛行機の動きを把握するために、世界中からリアルタイムのADS-Bデータを集めています。
この情報源のひとつが、ユーザー個人が設置する受信機(レシーバー)です。
つまり、自宅で受信した飛行機のデータをフライトレーダー24に提供すれば、
その協力に対する“お礼”として、上位プランの特典を無料で提供してくれるのです。
受信機を設置したユーザーには、以下のようなプランが付与されます。
- Businessプラン(年会費約500ドル)
- 広告非表示
- 365日間の履歴再生機能
- 詳細な飛行データの閲覧権限 など
私も無料で“ビジネスプラン”を実現中
実際、私も自宅にアンテナを設置し、データを提供しています。
最初の設定は少し手間ですが、一度設置すれば基本放置でOK。
アプリ上で見える情報量が一気に増え、航空ファンとしては感動もの。
受信機の設置方法と申請の流れ
以下に具体的なステップをご紹介します。
①フライトレーダー24の受信機リクエストページにアクセス
公式サイトの「Become a Data Sharer」から申し込みをします。
URLはこちら:https://www.flightradar24.com/apply-for-receiver
②必要情報を入力して申請
・設置予定の住所(大まかなエリア)
・受信機の設置可能な環境(屋外アンテナの可否)
・インターネット回線の有無
などの情報を入力します。
③審査後、受信機が無料で送られてくる場合も
条件を満たせば、フライトレーダー24が無償で受信機を送ってくれることもあります。
(もしくは自分でRaspberry Piなどを使って構築する方法もあります)
④設置して電源・LAN接続すれば完了
受信機を窓際やベランダに設置し、電源とインターネットに接続するだけ。
これで、あなたの受信データが自動的にクラウドへ送信され始めます。
⑤特典が自動的に付与される
設定が確認されれば、数日以内にアカウントにビジネスプラン特典が反映されます。
【注意点】設置には“場所と条件”が重要
この裏ワザを使うには、いくつかの注意点もあります。
- 周囲に高い建物が多いと受信が不安定になる可能性あり
- アンテナはなるべく高所・屋外に設置するのが理想
- 安定したインターネット接続が必要
- 屋内用の小型アンテナでは受信範囲が限られることも
これらをクリアできる方にとっては、コストゼロで夢の航空情報ライフが始まります。
自作派向け:Raspberry Piでの構築も可能
少し上級者向けですが、Raspberry Pi(ラズベリーパイ)とUSBドングルを使って
ADS-B受信機を自作することも可能です。
- 必要なもの:Raspberry Pi本体、SDカード、USB SDRドングル、アンテナ
- 無料OSと受信ソフト(PiAwareやdump1090)をインストール
- 自宅のネット回線に接続し、FR24へデータを送信
この方法でも、公式受信機と同様にビジネスプランが付与されます。
自作を楽しめる方にとっては、さらにワクワク感のある方法です。
飛行機好きなら“設置する価値あり”の裏ワザ
フライトレーダー24を本格的に楽しむなら、課金より“貢献”がおすすめ。
自宅に受信機を設置してデータを送るだけで、ビジネスプランアカウントが手に入ります。
航空ファンにとっては、趣味と実益が両立できる最高の仕組み。
ぜひ試してみてください。
