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🌿中国俳優・成毅さんの美しい手に心を撃ち抜かれて──中国ドラマ沼から始まった旅、最初の一歩は上海でした

【私の“沼落ち”記念日】──成毅さんの美しさに導かれて

成毅さんの“美しい手”に撃ち抜かれたのは、ほんの数秒のシーンでした。

『長安 賢后伝』で、彼が琴を弾く姿。その静かで、たおやかな所作に、私は完全に心を奪われてしまったのです。

それ以前から『瓔珞』の美術や衣装に魅了されていた私は、すっかり中国ドラマの世界観に引き込まれていました。

紫禁城の建築美、刺繍の繊細さ、お料理の彩り──気がづけば私の「美意識」はすっかり東洋の雅へと傾いていたのです。

とはいえ、実は中国は初めて。まずは“安心して歩ける場所”として、上海を旅先に選ぶことにしました。



【中国初心者、最初の一歩は上海】──安心と魅力の入り混じる街へ

旅の始まりは、上海浦東空港。そこからリニアモーターカーに乗り込み、時速300kmのスピードで上海市内へ。

初めての中国で「未来都市」感に触れた瞬間でした。

宿泊先はオークラガーデンホテル上海

日本語対応があり、初めてでも安心して滞在できるのがありがたかったです。

地下鉄1号線の陝西南路駅に近く、外灘や豫園、静安寺など主要観光地へのアクセスも抜群。

老舗ホテルならではの落ち着きと格式が漂う館内は、まさに“静けさの中に華やかさがある”といった趣きです。

朝食ビュッフェには和食も充実しており、お味噌汁や焼き魚、お漬物などが並んでいて、旅の始まりにほっとできるひとときを過ごせました。

客室の美しさと、落ち着いたホスピタリティに癒されながら、いよいよ上海観光が始まります。

▶︎ オークラガーデンホテル上海の地図はこちら(Googleマップ)



【“美しい”を探す上海の歩き方】

最初に訪れたのは、夜の外灘(バンド)。

地下鉄2号線・10号線の「南京東路駅」から徒歩でアクセスでき、観光客にとっても訪れやすいスポットです。

ライトアップされた歴史的建築群と、対岸にそびえる摩天楼とのコントラストは、まるで時空を超えるような景色でした。

「これが今の中国の姿なのか…」と、しばし見惚れてしまいました。

▶︎ 外灘の地図はこちら(Googleマップ)



次に向かったのは、南京東路駅直結の上海新世界大丸百貨店。

お目当ては、三菱電機が開発した、世界初の“螺旋型エスカレーター”。

このユニークな構造は、1階から7階までを優雅に回転しながら移動できる設計で、直線ではなくカーブを描きながら昇るその姿は、まるで空中を舞うよう。

日本国内では新設される機会が少なくなっており、設置台数も増えていないため、こうしたスパイラルエスカレーターは“見られるうちに見ておきたい”存在となりつつあります。この上海新世界大丸百貨店のものは、吹き抜けを活かしたダイナミックな設計で、視覚的なインパクトは格別でした。

まるで空中を舞うような曲線美に、「美しい…」と思わず心の中でつぶやいていました。

▶︎ 上海新世界大丸百貨店の地図はこちら(Googleマップ)




次の日は静安寺へ。

地下鉄2号線・7号線の「静安寺駅」からすぐの場所にあり、アクセスも抜群です。

煌びやかな金色の屋根と、境内を行き交う多くの参拝客のにぎわいが印象的でした。

観光客だけでなく、地元の人々もお参りしており、信仰の熱気と文化が息づいている場所だと感じました。

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そして、世界最大の上海スターバックスリザーブロースタリー。

ここはまさに「コーヒーのテーマパーク」。

巨大な焙煎機やアートのような店内装飾が圧巻で、“美味しい”と“美しい”が融合した空間でした。

訪れたときには、ここでしか買えない限定グッズも豊富に揃っていて、マグカップやタンブラー、ボトル、トートバッグなど思わず手に取りたくなるものばかり。

旅の記念やお土産にもぴったりで、楽しめる魅力があります。

アクセスも便利で、地下鉄2号線・13号線の「南京西路駅」から徒歩5分。

華やかな街並みに溶け込むように佇む店舗は、観光の合間にも立ち寄る場所としてぴったりでした。

▶︎ スターバックス リザーブ ロースタリー 上海の地図はこちら(Googleマップ)






【伝統と日常の交差点で出会った中国】

近未来の都市美を堪能したあとは、「豫園商城」へ。

地下鉄10号線・14号線の「豫園駅」から徒歩圏内にあり、アクセスも便利です。

豫園商城では、赤と金の色彩美に包まれながらお土産選びを楽しみました。

老舗の南翔饅頭店では、小籠包を堪能。

透けるような皮からあふれるスープ…一つひとつが芸術品のようで、ここでも「美味しいは、美しい」と実感。

▶︎ 豫園商城の地図はこちら(Googleマップ)









そして、水郷の町・朱家角へ。

地下鉄17号線の「朱家角駅」からタクシーやバスでアクセス可能で、市中心部から1時間ほどの小旅行にぴったりです。

石橋と古い街並み、ゆったりと流れる運河の風景…まるで古装ドラマのセットの中に迷い込んだかのような体験でした。

▶︎ 朱家角古鎮の地図はこちら(Googleマップ)






【旅を終えて──“次は紫禁城で”】

中国ドラマで憧れた世界は、思った以上に「現実」でした。

上海という入口を通じて、私は“美しい”中国を五感で味わうことができました。

そして、街角のビジョンでは、思いがけず成毅さんの広告に遭遇しました。キャー😍

まっすぐにこちらを見つめる彼の瞳に、思わず立ち止まってしまったのは言うまでもありません。

さらに別の場所では、『瓔珞』でおなじみの富察傅恒を演じた許凱さんと出会いました。

まるで“推し”たちが上海の街中で私を歓迎してくれているような気がして、心の中で密かにニヤニヤ。

これはもう、偶然を装った運命だったのかもしれません(笑)。

いつかきっと、紫禁城を歩く日が来る。

そのときは、成毅さんのドラマを思い出しながら、その美しさの中にもう一歩深く入り込めるような気がしています。

中国初心者の私にとって、上海は完璧な“第一歩”でした。

そして、この旅の記憶が、私の心にずっと残り続けるのだと思います。

この場所にはまた、戻ってきたいと思っています。

ちなみに、中国の大ヒットドラマ『瓔珞<エイラク>~紫禁城に燃ゆる逆襲の王妃~(原題:延禧攻略)』で、瓔珞役を演じたウー・ジンイエン(呉謹言)さんと、弘昼(こうちゅう)役を演じたホン・ヤオ(洪堯)さんが、2024年9月13日にご結婚発表、その後ご出産されましたね。

ドラマをきっかけに知ったおふたりの幸せな報せに、こちらまで嬉しくなりました。

心から、おめでとうございますと伝えたいです。

祝你们新婚快乐,宝宝健康成长!

(ご結婚おめでとうございます。赤ちゃんの健やかな成長をお祈りします)




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