料理好きになるかどうかは、“道具選び”が9割かもしれない
「ご飯できたよ」
そんなふうに、息子が自然とキッチンに立ってくれるようになった今、ふと振り返ることがあります。
無理やり手伝わせたわけではありません。
けれど思えば、小さいころから家にあったキッチングッズは、「つい使ってみたくなるもの」ばかりでした。
見た目がちょっとかっこいい。
手に取ると、自分でもできそうな気がする。
音や感触がおもしろい。
――そんな道具に囲まれていたからこそ、彼にとって“料理すること”は、義務ではなく「遊びに近い日常」だったのかもしれません。
今回は、息子が料理男子に育った背景にある、母が選んできたキッチングッズを10点ご紹介します。
基本の「切る・焼く」はもちろん、「仕上げのひと手間」や「お菓子作り」まで──
最後は、意外だけど使ってよかったあの道具も登場します。
ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

🍽 料理男子を育てたキッチングッズ10選
1、ストウブ鍋 ─ カッコよくて美味しくなる魔法の鍋
料理初心者でも「なんだか上手くいく!」と思わせてくれた無水調理の名品。
煮込み・蒸し焼き・炊き込み――料理の幅が広がるこの鍋は、カラフルで見た目も可愛く、息子のお気に入りに。
\煮物・カレー・炊き込みご飯まで、毎日使える万能鍋です/

\すき焼きやもつ鍋、煮魚などにも大活躍/

\魚や野菜の素材の旨みを引き出します/

2、グローバル三徳包丁──切れ味が育てる自信
初めて使った日、「うわ、スッて切れる!」と目を丸くした息子。
その驚きが、自信につながっていったのを覚えています。
本格的な切れ味と、スタイリッシュなデザイン。
この包丁は、料理へのやる気を引き出してくれた名相棒でした。
\母もびっくり、息子が感動した一本/ グローバル 三徳包丁セット(18cm)

3、木製まな板──トントンという音が、料理の時間を楽しくする
トントン…という包丁の音が、なんだか心地いい。
木のまな板は見た目も手触りもあたたかく、自然と料理時間が好きになっていきました。
\美しい木目、包丁にもやさしいまな板/

\KEYUCAのまな板スタンド。丸くてかわいく、置いておくだけで絵になります/

4、電動ミルセット──仕上げが決まる!ちょっと気取れる大人アイテム
片手でワンプッシュ。
塩や胡椒がふわっと香る。
息子はこれを使うとき、少し得意げになります。
小さな道具ですが、料理の完成度がぐっと上がる優秀アイテムです。
\見た目よし機能よし。“魅せ道具”/

電動ミルに入れているのが、このブラックペッパーとヒマラヤ岩塩。
袋を開けた瞬間に広がるスパイスの香りに、息子も「これ、いいね」とニヤリ。
“ふりかけるだけで料理が決まる”から、自然と出番が多くなりました。
\袋を開けた瞬間、スパイスの香りにうっとり/

\ヒマラヤ岩塩で、素材の味が引き立つ/

5、ホームベーカリー ― パンの香りで目覚める朝
材料を入れてボタンを押すだけ。
それなのに、焼き上がる香りと味わいは格別。息子は「なんか特別な朝になるね」と言っていました。
\焼きたての香りと、もちもちの食感が格別!/

6、マドレーヌ型 ─ 「ちょっと焼いてみようかな」が生まれる魔法
お菓子づくりは少しハードルが高いと思いきや、型があるだけで「ちょっと焼いてみようかな」と思えるように。
作ったものを家族で囲んで食べる時間も、料理男子の原体験かもしれません。
\型があるだけでそれっぽく焼けるからすごい/

\スプレー1本で型抜けがスルン。洗い物もラク/

7、ブレンダー ― ポタージュもスムージーも、なめらか仕上げの魔法道具
材料を入れてスイッチを押すだけ。
ポタージュやスムージーが、あっという間になめらかに。
「これ、手作りなの!?」と驚かれるほどの仕上がりに、息子もちょっと自信がついた様子でした。
\刃の扱いにだけ注意!洗いやすくて便利/

8、シリコーンゴムヘラ ― 最も登場回数が多い、台所の名脇役
すくう、混ぜる、こそげ取る――。
どんな場面でも「もうこれ一本でいい」と思わせてくれる、頼れる道具です。
「ムダなくきれいにすくえるって気持ちいいね」と、息子も気に入って使っています。
シンプルだけど、あるとないとでは大違い。
料理男子にこそ持たせたい“縁の下の力持ち”です。
\“スパチュラ”ってヘラ全般のことなんです/

9、電気オーブン ─ 朝ごパンからごちそうディナーまで大活躍
温度も時間も細かく設定できて、焼き菓子もローストチキンも思いのまま。
初めてピザを焼いたとき、「これ、自分で作ったの⁉」と少し得意げに笑っていました。
料理の幅を広げたい息子には欠かせない一台です。
\ピザストーン付きでカリッと焼ける/

10、せいろ ― 食卓が少しだけ上等に見える、隠れた名品
多くの家庭にはないかもしれません。
でも、ふっくらした肉まんや温野菜の仕上がりに「蒸すって、うまいんだね」と息子もびっくり。
ただの蒸し器じゃない。
料理男子の“仕上げのセンス”を育てる、静かな名品です。
\蒸し板があるだけでせいろの出番が増える/

🌱「自分で作れる」ことは、母へのやさしさだった
息子が料理をしてくれるたび、「ああ、助かるなあ」と思います。
働く母にとって、家の中で自然に“料理を担ってくれる存在”は、何より心強い味方です。
そしてそれは、幼い頃から「料理=楽しいもの」と思える環境を作ってきたからかもしれません。
料理男子は、作れる男ではなく、“誰かのために作ってふるまうことを、嬉しいと感じられる男”のこと。
その芽をそっと育ててくれたのが、今日ご紹介したキッチングッズたちです。