スピリチュアル 旅行

🌿旧伊勢街道花詣巡り|彌都加伎神社・都波岐奈加等神社と芸濃の桜並木で過ごす癒しと開運の春旅

この日は、彌都加伎神社・都波岐奈加等神社をめぐり、桜が彩る春の空気を味わいながら、心を整える静かなスピリチュアル旅を楽しみました。

三重県鈴鹿市には、静かに心を整えたい人にぴったりな、穏やかでエネルギーに満ちた神社があります。

背後には鈴鹿山脈が広がり、自然の息吹を感じながらの参拝は、心身をリセットするのに最適な環境です。

今回訪れたのは「彌都加伎神社(みづがきじんじゃ)」と「都波岐奈加等神社(つばきなかとじんじゃ)」。

どちらも落ち着いた空気が流れる静かな場所でした。

彌都加伎神社と都波岐奈加等神社は、車でおよそ10分ほどの距離にあり、2社を一度に巡るのも無理のない行程です。

そして、神社を巡ったあとは津市・芸濃町北神山の桜並木へ。

桜満開の時期に訪れたこの旅は、スピリチュアルな癒しと春の美しさを同時に味わえる、忘れられない一日となりました。

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彌都加伎神社|花手水が人気の癒しスポット

最初に訪れたのは、鈴鹿市三日市町にある「彌都加伎神社」。

境内は丁寧に整えられており、訪れる人をやさしく迎えてくれます。

花々が浮かべられた手水舎、和傘の飾り、朱色の鳥居が並ぶ稲荷社、夫婦岩──見どころ満載です。

ちょうど私が訪れたときは、桜が満開。

桜が鳥居をやわらかく包み込むように咲き誇り、風に舞う花びらの美しさに、しばし足を止めて見惚れてしまいました。






稲荷社には、朱の鳥居が連なり、幻想的な雰囲気に包まれています。

鳥居をくぐるたびに、心の中のざわめきが静かに鎮まっていくような気持ちに。

稲荷神社ならではの力強い気配を感じながら、手を合わせるひとときは、思いのほか深く記憶に残りました。


境内奥には、寄り添うように並んだ「夫婦岩(めおといわ)」が祀られています。

しめ縄で結ばれた大小ふたつの岩は、夫婦円満や良縁祈願の象徴とされ、訪れる人々の心をやさしく和ませてくれます。



ご利益と“開運スポット”としての魅力

彌都加伎神社は、近年「麗守(うるわしもり)」と呼ばれる美しいお守りが話題を集めています。

このお守りは、月に1回、限定100体が授与される特別なもの。

当日朝9時30分から整理券が配布され、授与開始は10時からです。

事前告知はInstagramなどのSNSや公式案内で行われることが多く、希望する方は早めの到着がおすすめです。

優しい色合いと繊細なレースがあしらわれた麗守は、見た目の美しさだけでなく、心のお守りとしても大切にされており、特別感を求める方にも人気です。

そんな彌都加伎神社でいただけるご利益は、以下の通りです:

  • 開運招福
  • 家内安全
  • 商売繁盛
  • 良縁祈願

凛とした空気に包まれ、自然と背筋が伸びるような感覚がありました。

静かに立っているだけで、気持ちが整っていくような場所です。


御朱印も印象深く

彌都加伎神社では、切り絵の御朱印が授与されています。

色とりどりの花柄や和傘モチーフがあしらわれたそのデザインは、まるで春の風景をそのまま閉じ込めたかのような趣き。

切り絵タイプの御朱印は珍しく、手にした瞬間、ただの記念ではなく「心に残る宝物」をいただいたような、そんなあたたかさに包まれました。

私は御朱印帳に貼って大切に保管しましたが、今思えば飾って楽しんでもよかったかもしれない──そんなふうに感じるほど、美しさと華やかさが際立っていました。

毎月デザインが変わるようなので、次はどんな絵柄に出会えるのかという楽しみもあります。


都波岐奈加等神社|格式と花手水の美しさが光る神域

続いて訪れたのは、一ノ宮町にある「都波岐奈加等神社」。

伊勢国一宮としての格式を持ちながら、境内にはやわらかな時間が流れています。

特に印象的だったのは、花手水の美しさ。

可愛らしい季節の花々が、水面に揺れ、見ているだけで心が落ち着いていくのが分かりました。




御神木と“気”の流れ

鳥居の近くには、大きく堂々とした御神木が立ち、しめ縄が巻かれたその姿には神聖さが宿っているようでした。

この御神木のそばでは、不思議と心が静まり、深く呼吸したくなるような感覚に包まれました。


ご利益と“神気”を感じる祈りの場

都波岐奈加等神社でいただけるご利益は、以下の通りです:

  • 開運開運
  • 交通安全
  • 商売繁盛
  • 縁結び

境内には神聖な空気が漂い、静かに手を合わせると、心の奥にすっと入り込むような安心感があります。


金字と手描き風の華やかさ|都波岐奈加等神社の御朱印

都波岐奈加等神社では、二社それぞれに御朱印があり、どちらも金字で記されています。

加えて、手描き風の枝垂れ桜や藤の花があしらわれており、上品で華やかな印象を与えるデザインです。

その堂々とした書体と繊細な絵柄からは神社の格式と美意識が感じられ、手に取った瞬間、特別な記憶として心に残りました。

御朱印が月ごとに変わるようなので、「次はどんなデザインに出会えるのだろう」と、自然とまた足を運びたくなってしまう。

そんな楽しさも、この神社ならではの魅力かもしれません。


津市・芸濃町北神山の桜並木|春のしめくくりにふさわしい絶景

神社巡りのあとは、足を延ばして津市の芸濃町北神山の桜並木へ。

川沿いに延びる桜のトンネルはまさに圧巻で、満開の桜が風に揺れるその光景は、心が洗われるようでした。


桜に学ぶ“自分らしさ”──斎藤一人さんの言葉から

神社で静かに心を整えたあとに満開の桜を見上げたとき、斎藤一人さんの言葉がふと浮かびました。

一人さんは「桜は誰に見られなくても、褒められなくても、ただ咲く。それが自分の使命だから」という趣旨の話をよくされています。

この言葉には、「誰かの評価ではなく、自分の使命に従って生きることの美しさ」が込められています。

桜が毎年変わらず咲き、潔く散っていく姿は、人間関係や社会の中で迷いがちな私たちに、“自分の軸を大切にすること”を教えてくれているのかもしれません。

この旅では、そんな桜の姿と神社の凛とした空気が重なって、「誰かにどう思われるか」ではなく、「自分がどうありたいか」をそっと問いかけられたような気がしました。

自然と向き合い、自分を見つめ直す時間──それは、日々の忙しさの中で忘れていた大切な感覚を取り戻すきっかけになりました。



アクセス情報

※いずれのスポットも徒歩での移動は難しく、車での移動がおすすめです。


まとめ|鈴鹿・津エリアでスピリチュアルと季節の絶景を楽しむ神社巡り

三重県鈴鹿市と津市をめぐる今回の旅では、開運・厄除け・癒しといったスピリチュアルな要素と、春の桜の絶景が融合する時間を過ごすことができました。

彌都加伎神社と都波岐奈加等神社は、混雑の少ない静かな空間で、自分と向き合いたいときにぴったりのパワースポット。

どちらの神社も花手水と御朱印が人気で、季節ごとに異なる雰囲気が楽しめます。

芸濃町の桜並木は春のおすすめスポットですが、四季折々の景色を楽しめるため、春はもちろん、夏の木陰、秋の紅葉、冬の澄んだ空気の中でも、それぞれ違った魅力があります。

静かな神社をめぐるスピリチュアルな旅に、美しい風景が添えられる──そんな鈴鹿・津エリアでの神社巡りは、開運祈願や心を整えたい人におすすめの旅コースです。



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