はじめに
初めての海外一人旅では、「何を持って行けば安心か」という不安がつきものです。
この記事では、実際に私が3泊4日の北京一人旅で使ってみて本当に良かった持ち物を、
「機内持ち込み」と「受託荷物」に分けて紹介します。
旅支度の参考になれば嬉しいです。

バッグとスーツケースについて
機内には、コールマンのショルダーバッグ(8L・保冷保温機能付き)を使いました。
A4サイズが入る横型で、軽くて肩がけ・斜めがけの両方ができ、
パスポートやスマホ、モバイルバッテリーなど“すぐ取り出したいもの”をまとめて収納。
一人旅ではこの「両手が空くスタイル」が本当に便利でした。
スーツケースは、グローブ・トロッターのセンテナリー18インチ。
機内持ち込みサイズではありますが、頭上の棚に一人で持ち上げる自信がなかったため受託荷物として預けました。
狭い機内で動きやすくするため、そして到着後にトイレに立ち寄る際も
スーツケースを持たずに身軽に動けるようにしたかったからです。
クラシックな佇まいと、手にするたびに感じる凛とした美しさ。
私にとって、このスーツケースは旅の相棒のような存在です。

旅のテンションを上げる小さな相棒
旅支度の中で、私のテンションをぐっと上げてくれるものがあります。
それは、葛飾北斎の富士山がデザインされた透明のパスポートカバー。
中に赤い日本のパスポートを入れると、
その赤色が透けて、まるで“赤富士”のように浮かび上がるデザインになっています。
この美しい仕掛けに、日本の粋と遊び心を感じるのです。
手にするたびに、日本人としての誇りや、
“日本代表”のような気持ちが自然と背筋を伸ばしてくれます。
私にとっては、旅の小さなお守りのような存在です。
旅の小物にもこだわりを
もうひとつ、旅のたびに気分を上げてくれるお気に入りがあります。
それが、マフピントの本革AirTagケース(キーホルダータイプ)。
私はレッドとイエローの2色を使っています。
どちらも発色が美しく、バッグにつけると旅のアクセントに。
バッグやスーツケースの中でもすぐ見つけやすく、
“かわいくて機能的”なところがとても気に入っています。
上質なレザーの質感と、かわいいフォルムも魅力。
旅の持ち物にさりげなく彩りを添える、私のお気に入りグッズのひとつです。

機内持ち込みに入れたもの【チェックリスト】
3時間ほどのフライトだったので、リラックスグッズは入れずに、
必要なものだけをコンパクトにまとめました。
“貴重品とすぐ使うものだけを手元に”を意識しました。
📱 貴重品・電子機器
📝 書類・文具類
- ボールペン(入国カード記入用)
- ロルバーンの手帳
- 予約表・旅程メモ
- 『地球の歩き方』ガイドブック
- シニアグラス
🩺 身の回り品
- ハンカチ
- 流せるティッシュ
- ウェットティッシュ
- マスク
- 手鏡
- 口紅
- 生理用品
- 絆創膏(すぐ取り出せる位置に)
🧥 その他・便利グッズ
- 折りたたみ傘
- エコバッグ
- ネックウォーマー
- 防寒着(北京到着後に着用)
- ミニソーイングセット or 安全ピン
💡 ポイントメモ:
- シニアグラスは入国カードや搭乗券の小さな文字を見るときに必須。
- 絆創膏は靴擦れや乾燥による小さな傷に備えて、すぐ出せる位置に入れておくと安心。
- バッグはA4サイズ程度のショルダーが使いやすく、足元スペースにも余裕ができます。
受託荷物に入れたもの【チェックリスト】
秋の北京は朝晩の寒暖差が大きいので、重ね着しやすい服を中心にまとめました。
滞在は短めだったので、着回しを意識して必要最小限にしています。
👕 衣類
💄 洗面・美容用品
- 化粧道具&日焼け止め
- 洗面用具(メイク落とし・化粧水など)
- 顔パック
- 流せるティッシュ
- ウェットティッシュ
- 歯間ブラシ
- 絆創膏
💊 常備薬・衛生用品
- 鎮痛剤
- 胃腸薬
- 湿布
- 除菌ジェル(詰め替え)
🧺 旅行便利グッズ
- 圧縮袋
- 洗濯物袋
- ジップロック(液体やケーブル仕分け用)
- AirTag(スーツケース内)
持って行ったけど使わなかったもの
(次回は省いても良さそうなもの)
- シャンプー&コンディショナー(ホテル備え付けあり)
- 綿棒(アメニティにあり)
- ボディタオル
- 歯磨きセット
- カイロ(室内は暖かく出番なし)
- バンテリン腰椎コルセット
まとめ
今回の北京一人旅では、「軽くて管理しやすい」ことを意識して荷造りしました。
機内には貴重品と必要最低限のものだけ、スーツケースには現地で使うものを。
この分け方をするだけで、空港でもホテルでも動きやすくなりました。
そして、赤富士のパスポートカバーや、レザーのAirTagケースなど、
お気に入りの小物を添えるだけで、旅はもっと楽しく、美しくなると感じました。
持ち物のひとつひとつに自分らしさを宿すことが、
“旅上手”への第一歩なのかもしれません。
さて、いよいよ出発。
次回は、中部国際空港セントレアからの出国、そして北京・長富宮ホテルに到着するまでを書きたいと思います。