※この記事は2025年10月20日の記録です。
北京4日目。帰国日は早朝出発でした。
ホテルを5:00にチェックアウト。朝食ビュッフェは6:00開始。最終日の朝は食べられないことがわかりました。
フロントに伝えると、
「朝食のランチボックスをご用意しましょうか?」
と、思いがけないご提案。もちろんお願いしました。
朝食ランチボックスの中身
当日5:00。
チェックアウトの際に渡されたのは、ひときわ大きな真っ赤な紙袋でした。
中には、
・パン4種類
・バナナ1本
・ペットボトルのお茶
・紙パックジュース
・ゆで卵1個
量も内容も実用的で、ホテルの誠実さを感じました。
ただ――
よく考えたら、これを食べるタイミングがないのです。
空港ではプライオリティパスのラウンジに寄る予定。機内食もある。早朝のタクシーで広げるのも現実的ではありません。
私は食いしん坊です。
だからこそ、この状況はなかなか悩ましい。
早朝タクシーでの出来事
結局、食べられないと判断し、空港までのタクシーの運転手さんに、
「朝ごはんです。どうぞ」
とお渡ししました。
すると、その運転手さんは、とびきりの笑顔で何度も頭を下げていました。
滞在中、あまり笑顔を見せない運転手さんが多い印象だっただけに、その表情が強く心に残っています。
今でもあの笑顔を思い出します。
北京の旅の最後に、こんな場面があるとは思っていませんでした。
北京首都国際空港のラウンジ事情
北京首都国際空港のプライオリティパス対象ラウンジは、静かに過ごせるのが長所です。
一方で、食事の種類は多くはありません。
私が美味しいと感じたのは、サンザシのドライフルーツ。
ほんのり甘酸っぱく、中国らしい味でした。


少しだけ気づいたこと
あとになって、「前夜に受け取るという選択肢もあったのだ」と思いました。
夕食の足しにもできたし、朝も少し口に入れて出発できたかもしれません。
とはいえ、後悔というほどではありません。
ただ、「次は前夜にお願いしよう」と思っただけです。
私は海外では、いつも日本代表のような気持ちで旅をしています。
ただ、中国では余計な誤解を避けるため、あえて日本人だと強くは出しませんでした。
それでも――
あの朝のタクシー運転手さんは、私が日本人だと気づいていたでしょうか。
もしあの朝食ボックスで、日本人の印象がほんの少しでも柔らいでいたなら、嬉しいなと思います。
早朝フライトのある方は、朝食ボックスの受け取りタイミングをぜひ確認してみてください(笑)。
次回は前夜に受け取ります。
というか、そもそも朝食を予約しなければよかったのです。
……やはり私は、食いしん坊なのです(笑)。

