中国ドラマ

『星より輝く君へ』のロケ地は青島!ドラマの舞台と美しい街並みを調べてみました

『星より輝く君へ』を見終えました。

主人公のお二人が本当にかわいかったですね。

そして……中国ドラマのキスシーンは、何といっても美しい(笑)。

あと、特に気になったのが背景に映る街並みです。

「この場所はどこなんだろう?」

さっそくロケ地を調べてみると、青島でした。

さらにRED(小紅書)で現地の投稿を見たり、街の歴史を調べたりしているうちに、「いつか歩いてみたい街」が一つ増えました。

今回は、『星より輝く君へ』のロケ地・青島を、ドラマの世界を入り口に、街並みや歴史にも触れながら、その美しさの理由を探ってみます。

『星より輝く君へ』のロケ地をイメージした青島・紅樹林度假世界の白い教会とヨーロッパ風の街並み

『星より輝く君へ』を見終えて思うこと

とにかく、みんながハッピーエンドで本当によかった!

紀星と韓廷はもちろんですが、一途で不器用、それでいて誠実で頑張り屋さんの蘇之舟の恋が実ったことも、とてもうれしかったです。

最後のウェディングドレス姿も、お二人らしい幸せいっぱいの美しいラストでした。

そして許凱(シュー・カイ)くんが譚松韻(タン・ソンユン)ちゃんをお姫様抱っこして走るシーン♥️

もうキュンキュンです。

譚松韻ちゃん、うらやましすぎ!

許凱くんの優しくて少しお茶目な表情、譚松韻ちゃんの自然体で愛らしい笑顔。

何かと可愛すぎて、美しすぎて、尊すぎて……好きすぎて滅!(←一度使ってみたかった笑)


まず言いたい。中国ドラマのキスシーンは美しい

ここからは完全に個人的な感想です(笑)。

中国ドラマのキスシーンは、本当に美しい💖🌟。

顔の角度、見つめ合う視線、そっと抱き寄せるタイミング、肩や腰に添える手の位置。

その一つひとつが、とても丁寧に演出されています。

逆光で輪郭を柔らかく見せたり、夕暮れの光で二人を包み込んだりする光の使い方も、本当に素敵です。

さらに、その場面に流れる音楽もまたいいのです!

カメラワークも印象的で、必要以上にぐっと寄った表情のカットがあったかと思えば、少し引いた構図で二人の空気感を見せてくれたり。

二人の息づかいまで聞こえてきそうな気がします。

見ているこちらまでドキドキしてしまいます。

抱き寄せ方や視線、表情の一つひとつが本当に丁寧なので、そりゃもう女子はうれしいですよね。

韓廷を演じた許凱(シュー・カイ)くんの優しい眼差しと、包み込むような抱き寄せ方は、もう反則級です(笑)。

世の男性の皆さん、ぜひ一度、中国ドラマを見てみてください!

女性が「うれしいな♡」と感じるヒントが、たくさん詰まっている気がします。

……なんて熱く語ってしまいました。


「この街はどこ?」ロケ地を調べたら青島でした

物語が進むにつれて、何度も気になったのが背景に映る街並みです。

「中国なのに、どこかヨーロッパのような雰囲気がある。」

「本当に中国なの?」

そんな疑問からロケ地を調べ始めました。

調べていくと、ロケ地の多くは山東省青島市でした。

さらに、中国版InstagramともいわれるRED(小紅書)で現地の投稿を見ているうちに、この街がますます気になってきました。

青島といえば、私が知っていたのは青島ビール🍺くらい。

でも、そこには美しい海と異国情緒あふれる街並みが広がる一方で、高層ビルが立ち並ぶ都会的な風景もありました。

調べていくと、その美しい街並みには歴史的な理由があることもわかってきました。

まずは、『星より輝く君へ』に登場したロケ地をご紹介します。

青島旧市街の赤い屋根と青い海、高層ビルが広がる海岸沿いのパノラマ風景

『星より輝く君へ』の主なロケ地一覧

『星より輝く君へ』は、山東省青島市を中心に撮影されました。

ドラマを見返しながら「この場所はどこだろう?」と思った方のために、主なロケ地をまとめました。

なお、ロケ地は公式に公表されているものではなく、現地情報や公開資料などをもとに私自身ができる限り調べてまとめています。

また、Googleマップのリンクも現時点で確認できた場所を掲載していますが、実際の撮影場所と異なる可能性があります。

青島を旅する際の参考資料の一つとしてご活用いただき、実際に訪れる際は最新の情報もあわせてご確認ください。

ドラマの場面ロケ地見どころ
韓廷の会社(東揚医療・広華科技・星辰科技)青島海発大厦(青岛海发大厦)ガラス張りの近代的な高層ビル。青島のビジネス街を象徴する景色。
紀星と韓廷が出会った劇場東方影都大劇院(东方影都大剧院)印象的な出会いのシーンが撮影された劇場。
屋上のシーン永旺東部購物中心(永旺东部购物中心)屋上青島の街並みを一望できる開放感あるロケーション。
地下鉄のシーン丁家河駅 A2出口(丁家河站)通勤や移動シーンで何度も登場。
ドイツ風の街並み・教会前・鳩のシーン紅樹林度假世界(红树林度假世界)まるでヨーロッパのような美しい広場。印象的なロケ地の一つ。
紀星の自宅周辺魚山支路(鱼山支路)青島らしい生活感が感じられるエリア。
韓廷が通うワンタン店无非与老四聖保羅教堂の向かいにある人気店。
大学のシーン赫徳双語学校(赫德双语学校)劇中の大学として登場。
漁村のシーン青山漁村(青山渔村)海と山に囲まれた美しい漁村風景。
水族館デート青島極地海洋世界(青岛极地海洋世界)デートシーンの撮影地。
ホテル哈雷酒店劇中に登場するホテルのロケ地。
青島らしい風景五四広場奥帆中心青島跨海大橋など青島を代表するランドマーク。ドラマでも美しい街並みとして印象的に描かれています。

なぜ青島はヨーロッパのような街並みなの?

ドラマを見ていて、「ここ、本当に中国なの?」と何度も思いました。

赤い屋根の洋館。

石畳の坂道。

教会やヨーロッパを思わせる街並み。

「外国で撮影したのかな?」と思っていました。

でも、調べてみると、その答えは青島の歴史にありました。

青島旧市街に建つ聖ミカエル大聖堂と赤い屋根の街並みを一望した風景

 ドイツ租借時代が青島に残したもの

赤い屋根の洋館、石畳の坂道、教会、そして海へ向かって続く美しい街並み。

『星より輝く君へ』を見ながら、私は何度も思いました。

「ここ、本当に中国なの?」

調べてみると、その答えは100年以上前の歴史にありました。

19世紀末、日本では明治時代後半にあたる頃、青島ではドイツによる都市づくりが進められていました。

日本のできごと青島・中国のできごと
1894~1895年日清戦争清が敗れ、列強による中国への進出が加速する
1897年(明治30年)ドイツが宣教師殺害事件を口実に膠州湾を占領
1898年(明治31年)ドイツが膠州湾を租借し、青島の都市整備を開始
1903年(明治36年)青島ビール創業
1904~1905年(明治37~38年)日露戦争青島はドイツの租借地として発展を続ける
1914年(大正3年)第一次世界大戦日本・イギリス連合軍が青島を占領し、ドイツ統治が終わる

なぜドイツは青島を手に入れたのでしょうか

19世紀末、中国では欧米諸国や日本が港や鉄道などの権益を求めて進出していました。

当時の中国(清)は、日清戦争(1894~1895年)で日本に敗れたばかり。

国力が弱まり、外国からの強い圧力に抵抗することが難しい状況でした。

そんな中、ドイツは天然の良港だった膠州湾(現在の青島周辺)に目を付けます。

1897年、山東省でドイツ人宣教師2人が殺害された事件を口実に軍隊を送り込み、翌1898年、清朝に条約を結ばせて青島周辺を租借する権利を得ました。

形式上は中国の領土でしたが、実際にはドイツが街づくりや行政を行い、港や鉄道の建設も進めていきます。

こうして青島は近代的な港湾都市へと姿を変えていきますが、その始まりは、列強の圧力によって清朝が主権を制限された歴史でもありました。

ドイツは青島に何を残したのでしょうか

ドイツは青島を軍事拠点としてだけでなく、東アジアにおける港湾都市として計画的に整備しました。

港や鉄道、道路、上下水道、公園、学校、病院などが建設され、現在の青島旧市街の骨格も、この時代に形づくられたといわれています。

ドイツ風の洋館や公共建築など、当時建てられた建物の一部は現在も残り、その後に建てられた西洋建築とともに、青島ならではの異国情緒ある街並みをつくっています。

中国では、この歴史をどう受け止めているのでしょうか

ここが、とても興味深いところでした。

中国の公的な歴史認識では、ドイツによる青島の租借は、列強によって主権を侵害された近代史の一部として位置づけられています。

一方で、その時代につくられた街並みや建築は、青島を代表する歴史文化遺産として大切に保存され、現在の観光や街の魅力にも生かされています。


青島ビールの歴史|ドイツ租借時代から始まった

青島といえば、多くの方が思い浮かべるのが「青島ビール」だと思います。

そのルーツも、ドイツ租借時代にあります。

1903年、ドイツ人とイギリス人の商人によって、青島ビールの前身となる「日耳曼啤酒公司青島股份公司」が設立されました。

当時の青島には、ドイツ人の軍人や行政官、商人、技術者など、多くのドイツ人が暮らしていました。

ビールは彼らの日常に欠かせない飲み物でしたが、青島にはドイツ式ビールを本格的に醸造する設備がありませんでした。

そこで、ドイツから醸造技術や設備、麦芽、ホップなどが持ち込まれ、青島で本格的なビール造りが始まったのです。

仕込みには、青島周辺の良質な水が使われました。

現在も青島ビールでは、崂山(ラオシャン)山系の良質な水が品質を支える重要な要素として紹介されています。

ドイツの醸造技術と、青島の自然が出会って生まれたビールです。

その後、第一次世界大戦など激動の時代を経て経営主体は変わりましたが、ビール造りは受け継がれ、現在では100以上の国と地域で親しまれる、中国を代表するブランドへと成長しました。

青島ビールはどんな味?

代表的な青島ビールは、麦芽の香りを感じながらも、すっきりとした飲み口が特徴のラガータイプです。

苦味は比較的穏やかで飲みやすく、海鮮料理や餃子など、中国料理との相性も抜群。

青島を訪れたら、ぜひ本場で味わってみたいですね。

青島の海を背景に青島ビールとグラスビールが並ぶイメージ画像

いつか青島へ

『星より輝く君へ』を見終えて、青島という街がぐっと身近になりました。

最初は許凱くんと譚松韻ちゃんを見てキュンキュンしていただけなんだけど😍(笑)。

でも、ドラマに映る街並みがあまりにも美しくて、「この街はどこなんだろう?」と調べ始めたことが、すべての始まりでした。

ロケ地を調べていたら、ドイツ租借時代の歴史につながり、さらに青島ビールのルーツにまでたどり着きました。

まさか恋愛ドラマから、ここまで歴史を調べることになるとは思ってもいませんでした。

そして、青島へ行ってみたい理由がもう一つあります。

それは、大好きな俳優・劉学義(リウ・シュエイー)くんの故郷だからです。

『花間令』や『春花焰』を見て、「こんな素敵な俳優さんは、どんな街で育ったんだろう」と思うようになりました。

青島の街を歩けば、劉学義くんが育った街の空気を少し感じられるのかもしれません。

ちなみに、女優の范冰冰(ファン・ビンビン)ちゃんも青島生まれだそうです。

なんだか青島って、美男美女が育つ街なのかな?なんて思ってしまいます(笑)。

ますます行ってみたくなりますね。

いつか、実際の青島を歩いてみたい。

その日が来たら、自分の目で見て感じた青島の魅力を、このブログでご紹介しますね。


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