中国ドラマ『星より輝く君へ』を見ていて、思わず一時停止してしまったシーンがあります。
それは、シューカイ(許凱)演じる韓廷(ハン・ティン)が、タンソンユン(譚松韻)演じる紀星(ジー・シン)の誕生日をメッセージで祝うシーンです。
普段の韓廷は冷静沈着で仕事も完璧。
どんな場面でも余裕を感じさせる人物ですが、この時ばかりは様子が違いました。
スマホを見つめながら0時になるのを待ち、しつこくかかってくる電話には「後にしてくれ」と慌てて切る。
そして誕生日メッセージを無事に送ったあと、ほっとして立ち上がろうとしたら足がしびれてガチガチ。
普段とのギャップが、もうあまりにも可愛くて♡
私が思わず画面を止めた理由
それはお祝いメッセージの送信時刻です。
画面にはしっかりと、
00:00
と表示されていました。
その時点で、韓廷の気持ちが十分に伝わってきます。

中国語の「踩了零点(0時ぴったりを狙った)」という表現。
字幕では「ありがとう」の一文だけだった
誕生日メッセージを受け取った紀星からは、
谢谢。
难为你了,居然还踩了零点!
という返信が届きます。
日本語字幕では、「ありがとう」とだけ訳されていました。
気になってあとの一文の意味を調べてみました。
「踩了零点」ってどういう意味?
気になったのは、
踩了零点(cǎi le líng diǎn)
という言葉です。
調べてみると、「踩零点」は日付が変わる瞬間の0時ちょうどを狙うことを意味する表現でした。
誕生日のお祝いメッセージや記念日のやり取りなどでよく見かけるそうです。
日本でも日付が変わった瞬間にLINEを送ることはありますよね。
紀星の返信は、
「わざわざありがとう。しかも0時ぴったりを狙ったのね!」
という意味の一文だったようです。
ドラマの中の小さな発見
中国ドラマを見ていると、こうした小さな発見が時々あります。
普段は完璧な韓廷が、紀星の誕生日を前に落ち着かなくなっている姿がとても印象的でした。
そして、その気持ちを表すように映し出された00:00の表示。
ほんの数秒のシーンでしたが、韓廷の想いが伝わってくる素敵な場面だったと思います。
シューカイのこうした細かな演技が好きな方なら、きっと共感していただけるのではないでしょうか。
ちなみに面白かったのは、メッセージの絵文字です。
韓廷は「生日快乐🎂」とケーキの絵文字付き。
一方の紀星は変顔の絵文字を連発😜😜😜。
絵文字で気持ちを伝えるやり取りは意外と私たちと変わりません。
そして、この絵文字の選び方も二人らしいなと思ったのです。
普段はクールで理性的な韓廷は、シンプルにケーキの絵文字ひとつ。
一方の紀星は、明るく親しみやすい性格そのままに変顔の絵文字を連発。
ほんの数秒のメッセージ画面でしたが、二人のキャラクターがよく表れているように感じました。
ドラマのストーリーだけでなく、こうした小さな発見も中国ドラマを見る楽しみのひとつですね。