海外旅行

上海から横店影視城の行き方|中国語ほぼゼロでも行けた一人旅

※この記事は2026年5月16日〜19日に実際に訪れた体験をもとに書いています。

中国ドラマのロケ地として知られる横店影視城(横店ワールドスタジオ)

「行ってみたいけれど、中国語ができないし、一人でたどり着けるか不安…」

50代の女一人旅。
スーツケースを引きながら、中国語はほぼ話せない状態。

出発前はかなり緊張していました。

でも実際に行ってみると、思っていたよりずっとスムーズでした。

上海虹橋駅から高鉄(日本の新幹線のような高速鉄道/駅の表示は「高铁」)で横店駅まで移動でき、以前よく見かけた「義烏駅で降車」という情報よりかなりラクになっていました。

この記事では、実際に私が体験した

  • 上海から横店影視城への行き方
  • 高鉄の乗り方
  • 横店駅からホテルへの移動方法
  • 中国語がほぼできなくても何とかなった理由

を、同じように不安を感じている方向けにわかりやすくまとめます。

横店影視城の秦王宮。中国ドラマのロケ地として人気の撮影テーマパーク

上海から横店影視城へ行くなら高鉄がいちばん現実的

上海から横店影視城へ行く方法はいくつかあります。

以前は、「義烏駅まで行って、そこから車で横店へ向かうルート」が定番としてよく紹介されていました。

現在は横店駅(横店站)ができたことで、更にアクセスしやすくなっています。

なお、上海には「上海駅(上海站・上海火车站)」「上海南駅」「上海虹橋駅」など複数の鉄道駅がありますが、
横店影視城へ向かう高鉄は基本的に上海虹橋駅から出発します。

ほかにも杭州空港経由や長距離バスなどの方法はありますが、中国語に不安がある個人旅行では少しハードルが高めです。

私は今回、上海虹橋駅から高鉄で横店駅へ移動しました。

乗り換えがなく、スーツケースありの一人旅でもかなりラクでした。


上海虹橋駅から横店駅までの実体験

高鉄チケットは事前予約がおすすめ(注意点あり)

私は日本にいるうちに事前予約しました。

利用したのは、Trip.com(トリップドットコム)のアプリ。

日本語対応なので操作がわかりやすく、慣れていない人でも比較的使いやすいと思います。

実際、Trip.comは予約するだけでなく、移動中のサポートもかなり優秀でした。

例えば、

  • 改札口の更新情報
  • 列車の運行状況
  • 到着前のお知らせ通知

などがリアルタイムで確認できます。

私の場合、改札口変更の連絡や、横店駅に到着する約5分前に降車時間のメールが届き降車の準備ができました。

かなり心強いアプリでした。

なお、Trip.comでの予約には、手数料がかかります

そして、ここでもうひとつ注意点があります!

私は本当は1等席を希望していたのですが、

「もし満席だったら困る…」

と思い、予約時にオプション選択で、2等席とビジネス席も“念のため”選択していました。

ところが、Trip.comのこのオプションは

“第1希望→ダメなら次” ではなく、“選んだ席ならどれでもOK”

という仕組みだったようで、結果的に往復ともビジネス席で確保されてしまいました。

もしかしたら私の予約の仕方に問題があったのかもしれません。

チケット確保のお知らせ時は「ビジネス席⁉ 満席なんだ、仕方ない」と思っていたのですが、

実際には車内はどの車両もかなり空いていて、

「1等席でも普通に取れた」

というのが当日乗車してみてわかりました。

結論、オプション選択は全く必要ないです。

ただ、実際に利用してみると、これは結果的に大正解でした。

上海虹橋駅では、ビジネス席専用入口から入場。

パスポート確認 → 手荷物検査 → 専用ラウンジへ。

ラウンジ内のカウンターで再度パスポートを提示すると番号札を渡され、改札時間になるとスタッフさんが声をかけてくれます。

しかも、

  • 荷物を持ってくださって一緒に改札へ案内
  • 一般の長い列に並ばず専用入口からスムーズ入場
  • そのまま列車の座席まで案内してくれます

というVIP対応。

中国語ができなくても、迷う余地がありませんでした。

上海虹橋駅はかなり大きく、改札口も1〜30番台までずらり。

人も多く、初めてだとかなり圧倒されます。

あの中で

「自分の改札どこ?」
「いつ入るの?」
「この列で合ってる?」

と不安になりながら待つことを思えば、これは本当にストレスフリーでした。

ビジネスクラスラウンジには飲み物や軽食があり、トイレもきれい。

車内も快適で、客室は広々。

シートはゆったりしていて、近くのトイレも清潔でした。

価格だけ見れば贅沢かもしれませんが、心細くなりがちな一人旅には本当に心強かったです。


上海虹橋駅のビジネス席専用入口
上海虹橋駅のビジネス席専用入口。一般利用者とは別ルートで入場できます。

上海虹橋駅ビジネス席ラウンジの軽食サービス|高鉄乗車前の待合スペース
ラウンジで受付後に番号札を受け取り、改札時間になるとスタッフさんが案内してくれました。

実券は不要。パスポートでそのまま乗れました

ここはかなり不安だったポイント。

紙の切符って必要?
駅で発券?
中国語で何か聞かれたらどうしよう?

結論。

パスポートだけでOKでした。

改札でパスポートを使って通過。

いわゆる「紙の実券」は不要でした。

紙のチケットを握りしめる必要はありません。


上海虹橋駅の高鉄改札口(検票口)の案内表示
上海虹橋駅の検票口。
Trip.comの予約画面で表示された車両番号と改札番号を確認して入場します。

上海虹橋駅のビジネス席サービス。スタッフの案内でホームへ向かう様子
ビジネス席利用者は、改札口の開放後にスタッフさんが座席まで案内してくれました。
中国語ができない私には、とても心強いサービスでした。

横店駅ホームに停車する高速鉄道と、スーツケースを引いて乗車する駅スタッフ
ビジネス席利用時はスタッフさんが座席まで案内してくれました。

横店駅からホテル移動

横店駅に着いたら、次はホテル移動です。

私はDiDi(中国版Uberのような配車アプリ)を使いました。


DiDi乗り場は「网约车上车点」

この中国語、まったく読めません。

网约车上车点

意味は「配車アプリの乗車場所」です。

DiDiを使うならここで車を待ちます。

普通のタクシー乗り場は別の場所にあります。

最初は「どこ?」となりましたが、この表示を見つけて表示に従って行けばたどり着けました。


横店駅構内の案内表示。DiDi乗り場(Ride Hailing)やタクシー、バスの方向が英語併記で表示されている
横店駅構内の案内表示。
DiDi乗り場(Ride Hailing)やタクシー、バスの方向が英語併記で表示されています。

横店駅構内のDiDi乗り場(网约车)への案内表示
中国語が読めなくても大丈夫。
駅構内には英語表記もあり、「Ride Hailing」の表示を目印に進めばDiDi乗り場へたどり着けました。

横店駅のDiDi乗り場(网约车)への床案内表示
床の色分け表示に従えば、タクシーやDiDi乗り場まで迷わず移動できます。

横店駅のDiDi乗り場「网约车上客区」の案内表示
DiDiを利用する場合は「网约车上客区(配車アプリ乗り場)」を目指します。

DiDiで中国語ゼロでもなんとかなった

DiDiの運転手さんとのやり取りも心配でした。

でも実際は、

  • アプリ上で行き先指定
  • 車ナンバー確認
  • 乗車

これでほぼ完了。

会話ほぼなし。

ただ、乗車時にDiDiの運転手さんが、電話番号の下4桁を聞いてきます。

私は乗車するまで、念仏でも唱えているかのように自分の番号を唱えて練習していました。

あと、日本のタクシーのように扉は自動で開いてくれません。自分で開けるのです!

降りる時ももちろん自分で開けるのです。

後ろのトランクももちろん自分で開閉して荷物を載せます。

私は以前、降りる時に扉は自動で開くものだと思って待っていたら、運転手さんにひどく怒られてしまった経験があります。

海外では本当に日本のよさを実感します。


中国語ほぼゼロでも行けた最大の理由

今回いちばん頼りになったのはChatGPTでした。

本当に。

旅の間、何度助けられたことか。

例えば…

  • 駅表示の翻訳
  • 高鉄の乗り方確認
  • DiDi乗り場の相談
  • 中国語メッセージ作成
  • トラブル時の相談

「この表示なんて書いてあるの?」
「どっちに行けばいい?」
「中国語で返信文お願い」

ひとり旅に心強い相棒でした。


eSIMは必須です

通信できないと詰みます。

  • 決済
  • DiDi
  • 地図
  • 翻訳
  • Trip.com予約確認

全部ネット前提。

私は事前にHolaflyのeSIMで、「中国6日間無制限」約4,000円を準備しました。

Google、LINE、ChatGPT、DiDiも問題なく利用できました。


スーツケースあり、ひとり旅でも大丈夫?

結論から言うと、スーツケースがあっても問題なく移動できました。

上海虹橋駅はとても広い駅ですが、エレベーターやエスカレーターが整備されています。
また、横店へ向かう高鉄は乗り換えがなく、横店駅からホテルまではDiDiを利用したため、スーツケースを持って長距離を歩く場面もほとんどありませんでした。

そのため、女性の一人旅でも移動そのものはそれほど大変ではないと思います。

ただし、一人旅は荷物が少ない方がラクです。
なにもかも全て自分ひとりで行うことになるからです。

私は今回、18インチのスーツケースで6日間旅行しました。
移動はとても身軽でしたが、正直なところ少し小さすぎたと感じました。
お土産を買う余裕がほとんどなく、「もう少し大きいサイズでもよかったかな」と思ったのも事実です。

今回の航空会社では受託手荷物として預けたため、無理にコンパクトなサイズにする必要はありませんでした。

横店への移動は比較的ラクなので、大きめのスーツケースでも問題ないと思います。
ただ、女ひとり旅は荷物が少ないほど気持ちにも余裕が生まれます。
移動のしやすさとお土産スペースのバランスを考えて、自分に合ったサイズを選ぶのがおすすめです。


FAQ

Q. 上海から横店駅までは何時間?

列車にもよりますが、2時間ちょっと~3時間ほどです。予約時に確認できます。


Q. 高鉄乗車時に紙の切符は必要?

予約時に乗車券とパスポートが紐づけられるので、パスポート提示するだけで乗車できました。


Q. 中国語できなくても大丈夫?

完璧じゃなくて大丈夫です。

アプリ+翻訳+ChatGPTでかなりカバーできます。


Q. 女性一人旅でも大丈夫?

私自身は問題なく移動できました。

ただし海外旅行なので基本的な注意は必要です。

駅や街中には監視カメラが多く設置されており、私が訪れた範囲では比較的安心して移動できました。


Q. 横店駅からホテルは?

DiDiが便利でした。

配車乗り場は「网约车上车点」です。


Q. 横店駅から横店影視城までは何分?

DiDiで30分程度でした。


Q. Trip.comで予約した方がいい?

中国語が不安な方にはおすすめです。

日本語表示で予約でき、改札情報や到着通知も受け取れました。


まとめ

中国語ができないから。

一人旅だから。

50代だから。

そんな理由で横店影視城を諦めるのは、少しもったいないかもしれません。

私も出発前は不安だらけでした。

でも実際に行ってみると、高鉄はパスポートだけで乗車でき、DiDiや翻訳アプリ、ChatGPTにも助けられ、思っていたよりずっとスムーズに移動できました。

そして、帰国してから気づいたことがあります。

それは、中国ドラマの見え方が少し変わったことです。

以前は何気なく見ていた宮殿や街並みも、

「あっ、あそこだったのね!」

と思う場面が増えました。

実際に歩いた場所や見学したセットがドラマの中に登場すると、それだけで嬉しくなります。

画面の向こうの世界だった中国ドラマが、自分の旅の記憶と重なり、以前より身近に感じられるようになりました。

中国ドラマが好きな方なら、横店影視城はきっと特別な場所になると思います。

私にとっても、忘れられない旅になりました。


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