中国では「神仙役の常連」と呼ばれることもある俳優、劉学義(リウ・シュエイー)さん。
『天命〜白蛇の伝説〜』『琉璃〜めぐり逢う2人、封じられた愛〜』『千古の愛、天上の詩』など、神仙役を何度も演じてきました。
あの顔で古装を着て立っていたら神様でも納得。
美しすぎます。
ところが本人について調べてみると、ドラマだけではわからないすごすぎる多才ぶりが見えてきました。
「神仙専門俳優」と呼ばれる理由から、ドラマではなかなか見えない素顔まで、劉学義さんについて調べてみました。

劉学義(リウ・シュエイー)さんのプロフィール
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 中国名 | 刘学义(劉学義) |
| 生年月日 | 1990年7月6日 |
| 出身地 | 中国・山東省青島市 |
| 身長 | 183cm |
| 出身校 | 中央戯劇学院 |
| 職業 | 俳優 |
14歳で北京へ。ダンスから俳優の道へ
劉学義さんが故郷の青島を離れ、北京へ行ったのは14歳の頃。
実は本人、当時の自分について「很不学好」、日本語にすると「かなり素行のよくない子だった」と振り返っています。
そんな息子を心配した両親が、環境を変えるために北京のダンス学校へ行かせたそうです。
CCTVの番組では、14歳で北京舞蹈学院を受験したことが本人の経歴として紹介されています。
その後、中国の国立高等教育機関で、演劇や演技を専門的に学ぶ中央戯劇学院へ進み、俳優の道へ。
この北京行きが、その後の俳優人生へとつながっていきました。
「神仙専門俳優」に「三界の代言人」
劉学義さんは、神仙役が多いことでも知られています。
『天命〜白蛇の伝説〜』では、斬荒/天帝の一人二役。
『琉璃〜めぐり逢う2人、封じられた愛〜』では、昊辰/柏麟帝君。
『千古の愛、天上の詩』では、天啓/浄淵を演じています。
こうした仙侠ドラマへの出演が続き、中国では「神仙专业户(神仙専門俳優)」と呼ばれることもあります。
この「专业户」を日本の漢字にすると「専業戸」。
「戸って何?」と思いますよね。
「专业户」は、もともと特定の仕事や生産を専門に行う世帯を指す言葉です。
そこから、あることを専門的に何度もやっている人を表す言葉としても使われるようになりました。
なので「神仙专业户」なら、日本語では「神仙役の常連」「神仙専門俳優」くらいの意味です。
劉学義さんには、もうひとつ「三界代言人(三界の代言人)」という呼び名もあります。
「三界」は、中国の神話や仙侠ドラマなどで使われる世界観。
「代言人」は、日本語ならアンバサダーのような意味です。
「神仙界のアンバサダー」とまで呼ばれるほど、神仙役のイメージが定着しているんですね。
神仙だけじゃない。『春花焔』では第三皇子・慕容璟和に
神仙役のイメージが強い劉学義さんですが、その後もさまざまな役を演じています。
『少年歌行〜Beginning of the Legend〜』では、謎めいた美貌の僧侶・無心を演じました。
『花間令<かかんれい>〜Lost in Love〜』では、朝廷に仕える御史で、容姿端麗な貴公子・潘樾(パン・ユエ)を演じています。
そして『春花焰〜Kill Me Love Me〜』では、『瓔珞<エイラク>』の魏瓔珞役でおなじみの呉謹言(ウー・ジンイエン)さんと共演。
劉学義さんが演じるのは、“虐殺将軍”と恐れられる第三皇子・慕容璟和です。
神仙、僧侶、御史、そして皇子。
「神仙専門俳優」と呼ばれながらも、演じてきた役柄はずいぶん幅広いですね。
実は歌も歌う。そしてアレも弾けます
『春花焔〜Kill Me Love Me〜』では、劉学義さん本人が『絶念』も歌っています。
ほかにも『Now Go Away』男声版、『拒霜思』男声版など、ドラマ関連の楽曲を歌っています。
歌に感情が乗っていて、胸に響きます。声がまたとっても優しくていい♡
聴いていて、もうひとつ印象に残ったのが中国語の響きでした。
普段ドラマの台詞で聞いている中国語とはまた違って、言葉の音や抑揚そのものがきれい!
🔽『絶念』は、YOUKUや騰訊音楽の公式YouTubeで聴くことができます。
そして、歌だけではありません。
なんとピアノも弾きます。
素顔はよくしゃべるし、よく笑う
ドラマでは近寄りがたい人物もよく似合う劉学義さん。
ところが本人の動画やインタビューでは、印象が全く違います。
よくしゃべるし、よく笑う。
中国のネットでは「搞笑男(面白い男)」と呼ばれることもあります。
「搞笑男」とは、面白い言動で周囲を笑わせる男性を表すネット表現です。
そして食事をしている姿は、もうね、気持ちがいいくらい豪快です。
神仙役で見せる近寄りがたい雰囲気とのギャップが、なかなかすごい。
バラエティに出すぎないのは「役を守るため」
劉学義さんは、バラエティ番組への出演をあえて増やさないようにしていると話しています。
理由は、俳優として演じる「役」を守るため。
素の自分を見せすぎると、ドラマを見たときに「劉学義本人」が浮かび、視聴者が役の世界から離れてしまうことがある。
2025年のインタビューでも、俳優には役のために、ある程度の「神秘感」が必要だという考えを語っています。
そして、
「ずっとやりたいのは俳優であって、スターではない」
という趣旨の言葉も残しています。
よくしゃべり、よく笑い、豪快に食べる。
そんな飾らない素顔とは対照的に、俳優という仕事との向き合い方はとても慎重です。
ホテルより成毅さんの家がいい?
劉学義さんを調べていて、もうひとつ気になったのが成毅(チョン・イー)さんとの関係です。
2020年当時の中国メディアでは、湖南へ行くとホテルではなく成毅さんの家に泊まる、という趣旨の劉学義さんの発言が紹介されています。
成毅さんは料理も上手で、彼の手料理を食べに行くのだとか。
私だったら、友人の家よりホテルの方が気を遣わなくていいと思うのですが(笑)。
泊まりに行く劉学義さんも、迎える成毅さんも、それだけ気を遣わずに過ごせる関係なのかもしれませんね。
旅も好き。アイスランドから新疆へ
2024年にはアイスランドへ。
氷河やダイヤモンドビーチなどを巡る様子が公開されています。
2025年には南オーストラリアへ渡り、アデレードやカンガルー島などを訪れています。
2026年6月には新疆へ。
現地の料理を楽しみ、山にも登っています。
公式スタッフが運営する「劉学義工作室(刘学义工作室)」からも、新疆旅行の動画や写真が公開されています。
劉学義さん自身も旅先の風景を撮影し、「新疆很美(新疆はとても美しい)」と投稿していました。
アイスランドの氷河、新疆の山々など、旅先では雄大な自然にカメラを向けることが多いようです。
そして、その旅で使っているカメラも気になりました。
旅のお供は、あのカメラ?
新疆旅行のあと、2026年7月に劉学義工作室が「新しいカメラを手に入れた」と動画を公開しました。
公式には機種名を発表していませんが、中国ファンの間では外観などから「Leica D-LUX 8では?」と話題になっていました。
なかなかのお値段!
🔽参考までにLeica D-LUX 8はこちらです。
新疆の次に向かったのは・・・?
そして新疆の次の旅は北極。
2026年7月、劉学義工作室から北極を旅する様子が公開されました。
北極ってどこ?
実際の行き先は?
どうやって行くの?
同じ場所を旅することはできる?
気になりますよね。
劉学義さんの北極旅行については、別の記事で詳しく追ってみます。
そして、こんなことまでできます
ここまででも十分多才なのですが、REDで劉学義さんがお料理をしている動画を見つけました。
でっかい中華包丁で小さなニンニクを素早く切り、上手に片手で中華鍋を振っています。
調味料は計量しません。
瓶から中華鍋へ、ザバーッと回し入れています。
この迷いのなさ(笑)。
中国語には、
「上得厅堂,下得厨房」
という表現があります。
もともとは、外では立派に振る舞い、家では料理や家事もできる女性を褒める言葉ですが、男性に使われることもあります。
俳優として人前に立ち、台所に入れば料理もできる。
劉学義さん、まさにこれですね。
海で見えた、もうひとつの素顔
ここまで劉学義さんの多才ぶりを見てきましたが、調べていてもうひとつ印象に残ったことがあります。
劉学義さんはダイビングもします。
2026年4月には、海洋保護団体「無境深藍(BetterBlue)」の「潔浄水下家園」行動大使に就任。
ダイビングでは、網袋を持って海に潜り、海底のゴミを拾う姿も見せています。
アイスランドの氷河、新疆の山々、そして北極。
劉学義さんの旅を追っていると、雄大な自然を求めて旅している姿が何度も出てきます。
自然が好きだからこそ、大切にしたいという気持ちがあるのかもしれません。
様々な動物と触れ合う姿もよく見かけます。
愛犬は「小歪(シャオワイ)」という名前の白いワンちゃん。
犬種はウェスト・ハイランド・ホワイト・テリア(通称ウェスティ)のようです。
小歪を抱っこしている写真もたくさんあります。
自然を求めて旅をし、海に潜ればゴミ拾い、動物にも優しく接する。
こうした姿を見ていると、劉学義さんの心根の優しさが伝わってきます。
ここまで調べた私の結論
ダンスができる。
演技ができる。
歌も歌う。
ピアノも弾く。
旅好き。
写真を撮る。
お料理をする。
ダイビングでは海洋ゴミ拾い。
そして、動物にも優しい。
もう、すごすぎます!
「神仙専門俳優」と呼ばれている劉学義さん。
私の結論は、
もう神でいいんじゃないでしょうか。